関西では2024年を前に新时代のプロジェクトが続々始动。
万博に向けた投资も関西経済の追い风となるか——现场を巡った。
2024年北大阪急行延伸、大阪メトロ中央線夢洲駅開業、28年大阪メトロ中央線森ノ宮新駅開業、29年大阪モノレール延伸、31年なにわ筋線開業——これらは大阪で進む鉄道延伸プロジェクトだ。続々と進む鉄道延伸、新駅設置の背景には、2015年の近畿地方交通審議会の答申「近畿圏における望ましい交通のあり方」がある。「答申に示された中長期的に望まれる近畿圏の鉄道網の整備が2024年に始まる鉄道延伸プロジェクトだ」と長年交通経済学を研究してきた水谷文俊?都市交通研究所 所長は話す。
梦洲駅予想図(提供:大阪港湾局)
新たな鉄道インフラの整备で期待されるのは、アフターコロナで再び増加に転じたインバウンドへの好影响をはじめ、歴史?文化资产を持つ関西各地への観光客増加だ。延伸计画のなかでも特に旅行者への好影响が见込まれるのが、2031年に开业する闯搁西日本と南海电鉄を営业主体とするなにわ筋线。大阪駅(うめきたエリア)と闯搁难波駅及び南海本线の新今宫駅をつなぐ路线で、キタとミナミの主要ターミナル駅を结ぶだけでなく、阪急电鉄がなにわ筋线へ连结する连络线整备を発表しており、北は东海道新干线と接続する新大阪駅、南は闯搁线?南海线直通で関西空港駅を结び、新大阪~関西空港间を直结する路线になる。「大阪の南北を乗り换えなしで移动でき、利便性は格段に向上する。大阪?関西万博や滨搁计画による経済波及効果を高めるという点でも鉄道インフラの充実は意义深い」
但し、「交通網を整備しただけで、経済へ好影響が出るわけではない」と水谷所長は続ける。「企業や商業施設などの立地を促進するとともに、鉄道を軸に、人の流れをどうデザインするか。今後は、DXによる交通サービスの高度化が経済活性化のカギになる」とソフト面の重要性を説く。現在、関西?鉄道7社共同による関西MaaS (Mobility as a Service)構築が進んでおり、第1弾としてルート検索や観光情報を提供するスマートフォンアプリ「KANSAI MaaS」を23年9月にリリース。今後も宿泊施設や飲食店、商業施設などと連携した予約?決済サービスを拡充させ、関西周遊を促進する。関西全域のさらなる活性化につながる鉄道網の整備とサービス強化へ期待が高まる。

人体のさまざまな组织に分化する颈笔厂细胞
再生医疗用颈笔厂细胞の製造?品质试験を行う细胞调製施设(贵颈罢)
2007年京都大学山中伸弥教授らの研究グループが、世界で初めて人间の皮肤细胞からの树立成功を论文発表した、颈笔厂细胞。2012年にノーベル生理学?医学赏を受赏したことで知られる革新的な技术が、実用化に向けて大きく动き出している。
颈笔厂细胞は、人のさまざまな组织や臓器の细胞に分化でき、ほぼ无限に増殖する能力をもつ「人工多能性干细胞」。现在は、难病の患者さんの细胞を再现し薬の开発に利用する创薬分野と、颈笔厂细胞を患者さんの治疗に必要な细胞に分化させ移植する再生医疗、2つの分野で研究が进んでいる。
iPS細胞を再生医療に活用する場合、拒絶反応を防ぐため、患者さん本人の細胞からつくるのが理想だが、莫大な時間とコストが必要。課題を解決するため、京都大学颈笔厂细胞研究财団を設立し、2020年に活動開始。拒絶反応の起きにくい特定の免疫型を持つドナーの血液から多くの人が利用できるiPS細胞を製造する「iPS細胞ストックプロジェクト」を推進する。細胞調製施設でiPS細胞を作製し、品質試験をクリアした細胞を保存。研究機関や企業の求めに応じて提供しており、神経、網膜、心筋細胞などに関わる10以上のプロジェクトで臨床試験に使われている。
「财団が最适な颈笔厂细胞技术を良心的な価格で公司に提供し、実用化を后押ししたい」と同财団広报グループの和田依美里さん。财団では、これまで提供してきた颈笔厂细胞ストックにゲノム编集を施した医疗用の细胞も新たに製造し、2023年6月から提供を开始。「この细胞を使用することで、さらに多くの人にとって拒絶反応が少なくなると期待している。最近は、海外公司からの问い合わせも増えてきた」と和田さん。今后、提供先机関で研究开発を行い、ゲノム编集を施した颈笔厂细胞を用いた再生医疗の安全性や有効性に関する确认が进められる。颈笔厂细胞が、医疗と产业を飞跃させる——そんな日に期待が膨らむ。
